国内大会の上位成績者が国際大会に出場して
国を代表して技能の技を競います。
技能五輪に参加する選手は、実際に企業の中で
どのような練習とかしているのでしょう。
会社の中でどう評価されているのでしょうか。
金メダル目指す選手は2年以上の厳しい訓練が
必要と言われています。
ものすごい速さで作業をこなしていきます。
ロボットで作ろうとしたら、まだ相当な時間が
掛りそうなのは間違ないでしょう。
並大抵の努力では無理なのは明らかですが
では、どの位の訓練をしているのでしょう。
自動車メーカーなどの大企業が参加する種目の
選手は、一般の従業員とはまったく異なる
特別コースで訓練されています。
スポーツの祭典オリンピックで金メダルを
目指すのと内容は違いますが、やり方は
同じようなものです。
徹底したマンツーマンでの指導をしなければ
技能五輪で金メダル(世界一)になることは
難しいようです。
全国紙で報道されますし、講演依頼などもあったり
するでしょう。
会社の職場ですぐ活躍できるかというと
疑問を感じます。
大きく異なっています。
車で表現するとしたらF1マシンで
一般従業員の技能レベルは1Lコンパクトカー
としたら
F1マシンで行く人なんていません。
F1マシンレベルというより1Lコンパクトカー
のレベルといった方が適当でしょう。
勤め先で活躍できる業種は、技能五輪の指導者
になることです。
指導者の枠が空かないことがあるでしょうが
その時は、職業訓練校などの指導員などが
スキルを発揮できる職場といえます。