臨床心理士の資格に関連してお伝えしています。
今回はその中でも、臨床心理士の需要ということで
臨床心理士の求人状況について説明しましょう。
日本は交通事故死の人数より自殺者の方が多い
という世界でもストレスの高い国です。
ここで、
日本は治安のいいすみやすい国じゃなかった?
と思われる人もいることでしょう。
でも、新聞やテレビのニュースでもよく見かけるのが
・学校でのいじめから・・・子供の自殺
・誰にも最期を看取られず・・・孤独死
・仕事に行けなくなり・・・欠勤から自主退職
・女子柔道界での醜態・・・パワハラ、セクハラ
もうストレスの塊ですよね。
ストレスが自分だけで抑えきれなくなると
それは時として、外部へ攻撃的な行動や
または逆に、自分内部への自虐的な行動へと
移って行きます。
このように日本では高ストレスから心理面で
悩んでいる人が潜在的にたくさんいますから
臨床心理士の出番は多いのが想像できます。
◆臨床心理士の求人は多い?
近年の心身疾患の増加に伴い、臨床心理士の求人は
増加していると考えてよいでしょう。
国家資格ではありませんが、それに準じる専門職と
捉えている職場がほとんどですから、資格を持って
いることが求人の必要条件となっているのです。
ここで例として
福井県の家庭相談員の求人を見てみましょう。
ご存じの通り、福井県では大震災の後でPTSDなどで
不眠症になったり、不安な気持ちで毎日を過ごして
いる人たちがいます。
その人たちの心の支えとなるための相談員です。
臨床心理士の技術が有効活用される職場として、
手本となることでしょう。
採用期間は1年間です。
採用期間が短いのは嘱託員としての採用ですから
仕方ないかもしれません。
ただし、しっかりした働きをすれば1年後の延長も
十分考えられるでしょう。
嘱託員を雇用すると言うことは、必ず一人は常時採用
する方針と言えます。
就業条件は週4日勤務で、月額192,000円です。
もちろん社会保険も適用されますから、条件としては
いいのではないでしょうか。
家庭相談員との位置付けですから、児童福祉の立場
からの対応が求められます。
臨床心理士は資格取得の条件として現場での研修が
義務付けられており、このような場所での相談対応も
できると期待されているのです。
カウンセリングと言っても、病院のような場所に
相談相手が来るのではなく、各家庭を周ることに
なるのでしょう。
自動車免許も必須となっています。
就活中の若い臨床心理士ならば、すぐにでも応募
したいところですね。
臨床心理士の求人状況についてお伝えしました。
病院や家庭まで出向く必要がありますから
自動車の運転免許を持っていた方がよいようです。
posted by 7fukujin at 13:22|
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