2013年04月16日

高卒後に6か月訓練コースは入れない理由

高校を卒業後、手に職を付ける目的で大学進学ではなく
公共職業訓練校に入る方がいます。


そのとき、訓練校にある受講コースを見ると
自分は6か月コースに入りたいと思う方も
出てきますが、高校卒業後に入ることはできません。


公共職業訓練校は、国が設置した訓練校と都道府県が
設置した訓練校がありますが、高卒後に訓練校に
入る場合は、「学卒者訓練」に入ることになります。


学卒者訓練は高校卒業生を対象とした訓練コースで
1年コースまたは2年コースが一般的です。

学卒者コースは有料ですし、訓練期間も1〜2年
かかりますから、学校としては短大もしくは
専門校と似ています。


公共職業訓練校では学卒者訓練を中心として
運営されています。


それで、同じ公共訓練校の中に
3か月コース、6か月コースというような
訓練コースの案内もありますが、

これらは、雇用保険を納付していた人が
失業となり、再就職をしやすくするために
国が無料で職業訓練を行うものです。


訓練費用が無料と言っても、失業する前に
勤務先で雇用保険を納付していたわけなので
高校を卒業したばかりの人とは条件が異なる
ものです。



高校を卒業した人で、職業訓練を受けたい
という人は次のような選択となります。

(1)学卒者訓練コースに入る。

(2)希望する業種の企業等にアルバイトなどで
 働きながら公共職業訓練校の「在職者訓練」の
 コースで学ぶ。

なお、(2)の在職者訓練は2日〜5日のコースですから
基本的なところから、じっくり学ぶ人には向いて
いないと思います。
posted by 7fukujin at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆全国の職業訓練校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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