2013年10月02日

退職後の失業保険のもらい方

停年退職、自己都合退職、リストラ、・・・

退職となる理由はいくつかありますが、
お金の心配がない人を除けば、退職して最初に
心配しないといけなのが生活費などのお金の
問題でしょう。


雇用保険のある会社で働いていた人なら、
退職後まずやることとして、ハローワークで
失業保険の給付手続きが挙げられます。


ハローワークも雇用保険の手続きも、
労務関係の経験者以外の人には
すべて未経験の世界ではないでしょうか。

でも心配するほど難しいものではありません。

失業保険の手続きについて復習しましょう。



◆失業保険の貰い方って?

失業した時、失業保険の給付を受けられる条件を
満たしているのなら、ぜひ失業保険を貰って
おきたいですね。

失業保険は黙っていても貰えるというものではなく、
手続きが必要になります。

自分で手続きを行わないと貰えるはずの失業保険が
貰えず、丸損となってしまいますから、必ず期日
までに必要な手続きを行うようにしてください。


まず、退職前に雇用保険被保険者証があるかどうかを
確認して、ない場合には再交付を受けましょう。


会社が雇用保険被保険者資格喪失届と離職証明書を
作成するので、内容をよく確認して間違いがなければ
署名・捺印します。

そして、退職時に雇用保険被保険者離職票はいつ頃
もらえるのか、受け取り方法はどうするのかなどを
確認しておいてください。


離職票を受け取ったら、記載内容に誤りがないか
よく確かめましょう。

退職理由や退職直前6ヶ月の給料の金額が事実と
異なっていると多大な不利益を被ることになります。


内容に誤りがなければ、雇用保険被保険者離職票と
写真付きの公的な身分証明書、規定のサイズの
本人写真、本人名義の普通預金通帳、印鑑を持って、
居住地のハローワークに行きます。


ハローワークで「求職の申込み」を行うと、
受給説明会の日時を伝えられ、雇用保険受給資格者の
しおりを渡されるでしょう。

この受給説明会には絶対に参加しましょう。
そして、雇用保険受給資格者証と失業認定申告書を
受け取ってください。


その後、説明にあった「就職活動」を行って、
雇用保険受給資格者証と失業認定申告書、印鑑を
持参して、受給説明会で指定された失業認定日に
ハローワークに行きます。


会社都合の退職の場合には、
申請手続きをしてから約1ヶ月後、
自己都合退職の場合には、約4ヵ月後に
指定口座に失業保険が振り込まれますが、
1回目の金額は1ヶ月分ではありません。

それに、失業保険の給付が終わるまでは指定された
失業認定日にハローワークに行く必要がありますし、
その日までに規定の回数の就職活動を行わなければ
失業保険はもらえませんので、気を付けてください。


失業保険の申請についてお伝えしました。

退職してすぐ新しい仕事に付く場合は失業保険の
手続きの心配ないかもしれませんが、新しい仕事を
探す必要があるときは失業保険の受給は欠かせない
と思います。

posted by 7fukujin at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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