失業中の人が直面するのが、生活するために必要な
生活費となるお金の問題ですが、
失業保険(雇用保険の基本手当)の受給が切れたような
人や、雇用保険を払っていないため、そもそも基本手当
がもらえない人は生活費で本当に困惑してしまうこと
でしょう。
お金が無くて生活できなくなったとき、最後の切り札
として思いつくのが「生活保護」ではないでしょうか。
この生活保護という国の制度ですが
もし万一、自分が失業となった時などに備えて
どこで何をすればよいかぐらいは、一度確認して
おいた方が安心できます。
◆
ハローワークと生活保護とは?
【国の制度】と聞くと、何となく面倒な印象がしますが
国の制度には、知っておいた方が良い制度が数多く
あります。と言うより、知らないままでいると
せっかくもらえるお金を全くもらわずに見過ごして
しまうことになります。
その中でも、今メディアで連日騒がれ、国民の関心を
改めて集めている国の扶助制度があります。
それは「生活保護制度」です。
生活保護制度は、国の大事な制度の一つであるのは
もちろんですが、万一の時に自分を守ってくれるかも
しれない大切な制度だからです。
不況の今、大企業のサラリーマンだから安定する
ということはありません。
会社がいつ倒産してもおかしくない時代になりました。
その証拠に、2012年4月時点で、日本の失業者数は
約315万人と言われ、前月より0.1ポイント増加しており
自分が困窮の身になるかもしれない時代なのです。
そんな時に自分を守ってくれるかもしれない一つが
「生活保護受給」なのです。
それでは、「生活保護」とは
一体どのようなものなのでしょうか。
一言でいえば「切り札」的な社会制度と言えます。
厚生労働省によると、生活保護制度とは
「生活に困窮する方」に対し、その程度に応じて
「健康で文化的な最低限の生活」を保障し、同時に
自立を助長することを目的とした制度であると
言っています。
ただ、働けないからすぐに受給できる、という程
ゆるいものではありません。
自分の資産、稼働能力、その他の法律による
援助や扶助などをフル活用しても、
「健康的で文化的な最低限の生活」が自分だけでは
不可能な時に適用されます。
極端に言えば、もう自分ではどうしようもできない
崖っぷちの状況で初めて受給条件に該当し、受け取る
ことができる「切り札」的扶助制度といえるのが
「生活保護受給」なのです。
P.S.
生活保護をもらうほど困窮した状態には、誰も
なりたくないでしょうが、今も時代、1年先が
予測出来ないほど変化します。
用心に越したことないですね。
posted by 7fukujin at 12:19|
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