大きな書店では、簿記検定の受験申込の人が毎日多く申込み
にやってくるようです。
簿記検定の申込みに来る人は、当然ながら受験の事調べている
であろうと思いきや受験の内容について、意外なほど調べていません。
戦う前の鉄則である、相手のこと知らないで戦おうとしている
方多いようですので、資格試験で簿記検定受験するのなら、
受験申し込みも受験の一つとして取り組んで欲しいところです。
◆簿記検定は事務系に人気資格
簿記検定は複数の団体でそれぞれ別途実施されている検定です。
おそらく、一番一般的に知られているのは、日商簿記検定では
ないでしょうか?
簿記検定には、現在4種が存在します。
・日商簿記(日本商工会議所簿記検定)4〜1級
・全経簿記(全国経理教育協会簿記能力検定)
簿記能力検定4級〜上級
計算実務能力検定3〜1級
税務会計能力検定3〜1級
社会常識能力検定
文書処理能力検定(ワープロ部門)
文書処理能力検定(表計算部門)
IT活用能力検定
電卓計算能力検定4〜1級
コンピューター会計能力検定1〜初級
・全商簿記(全国商業高等学校協会簿記実務検定)
情報処理検定
ワープロ実務検定
パソコン入力スピード検定
商業経済検定3〜1級
英語検定4〜1級
・全産簿記(全国産業人能力開発団体連合会簿記能力認定試験)
商業簿記3〜1級
工業簿記2〜1級
また、それぞれの検定では等級もあり、基本的には3級以上
からが実務に役立つ資格として多くの企業で認定されています。
受験科目の内容もそれぞれ違いがあり、そのために、習得
できる内容や資格の種類にも違いがあります。
特に最近では、パソコンを使用した経理事務が一般的となって
きていますから、パソコンを利用した情報処理系や入力系の
試験も簿記試験と同じ団体が実施しているようです。
日商簿記などの場合は通信教育なども有名で、意外と誰でも
受験しやすい検定でしょう。
全産簿記は受験料金は安価な検定ですが、難易度が高いことで
知られています。
日商簿記検定の2級、3級を受験される方が圧倒的に多いようですが
出来たら日商簿記も1級を取りたいものです。
その他大勢から抜き出ると就職活動で有利になります。
出来れば簿記検定は1級を目指したいものです。