2011年01月07日

人事担当者から見る履歴書の志望動機

履歴書の中で志望動機が重要だというお話は確認されたと思いますが
履歴書を読む側として、企業などの人事担当者は志望動機について
どのように書いてあると好意的にみるのか、お伝えします。

▼一般的な書き方はしないこと
一般的な志望動機は避けた方が良いと思われます。
最初に人事担当者が重視するポイントが志望動機です。
しかし、志望動機の書き方として大多数が、ごく一般的な内容を書き、
主張性に欠けているという事です。
「御社に業界の将来性を感じました。」
「お客様主義がモットーの御社の経営指針に深く感銘しました。」
「前から○○の業界に就く事を望んでいました。」

などといった、どの履歴書にも使われる内容のことは、なるべく
書かないようにした方が、良いでしょう。

▼志望した動機の記述は具体的に
業界の将来性を感じたとしたなら、どの部分で感じたのかを、
詳しく説明することが必要です。
また、どこの会社にも当てはまる内容を書くのではなく、
業界の中での会社の立ち位置や、内容など深く調べてから
自分でまとめて記入すると人事担当者に、
「ここまで調べてアピールしてくるとは、この人は本気で
この会社に入りたいんだな」などと、感心されるような
内容を記入した方が、良いでしょう。

自分が人事担当者になったつもりで志望動機を見て、
なぜ? どうして? といったように、繰り返して
見直すと良いでしょう。

▼入社後に会社で出来ることを書く
志望動機に、応募した理由だけを書いてきてはいけません。
実際に会社に就職した想定で、この会社で出来ることを書きます。

つまり会社に入って、自分の経験がどうしたら生かせ、
またその会社にとってのメリットなどをアピールします。
人事担当者が、この人の経験やスキルは会社に役立つな、
と考えてもらえるような内容をイメージして書きましょう。

▼志望動機の書く内容は多めにする
せっかくの多くの志望動機の量が少ないと物足りません。
一行程の志望動機では、この人本当にうちの会社に入りたいのかな?
といった印象を与えてしまいます。
かといって、いつまでもダラダラ書くことは好ましくありませんが、
志望動機の中身や量をしっかり書くのが好ましいでしょう。

つまり志望動機は、あなたの人材を売り込むための大事な項目
なのです。もし自分を採用して頂けたら、こんな仕事ができ、
御社に、こんなメリットがありますよ、というようなことを
志望動機に書けばいいのです。


◇◆志望動機の書き方 サンプル例◆◇

私は以前、○○の会社では、営業の新規開拓担当をしておりました。
その時に、顧客情報の収集方法を学び、営業に5年いた間に年間
営業成績トップを3年達成しました。
今回の新規の営業職を募集していると聞き、私が今まで経験した、
新規顧客情報の収集方法、フォローアップ方法、広告媒体物の選定
などのスキルを十分に生かしたいと考えました。

※ここでの例は転職や再就職用です。学生の方が就職する時は
前職の経験は学生時代にやってきたこと等の内容になります。
posted by 7fukujin at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険と履歴書の書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月06日

履歴書の書き方(志望動機)

就職活動で必ず書くことになる履歴書ですが、履歴書を
ただ自分の過去記録程度に書いている方もいます。
企業などの採用担当者が最初に求人応募者と接触するのが
履歴書ですので、第一印象となる履歴書に少し自分らしさが
入っていると他人との違いがアピールできると思います。

履歴書の書き方で特に重要な志望動機の書き方について
何回かに分けてお伝えします。


履歴書の書き方(志望動機)

履歴書に「志望動機」を書くとき本当に何を書いたらいいのか困る
と思います。しかしちょっとポイントを押さえることでだいぶ書き
やすくなってくると思いますのでご紹介したいと思います。

・どうしてこの職業なのか。他の職業ではダメなのか。
・どうしてこの会社なのか。他の会社ではダメなのか。
・この会社に入ったら何をやりたいのかを、その会社の
 現状を知った上で具体的に提示してみる。

などなどを自分が感じたようにまずはまとめてみましょう。
それを踏まえて志望動機を書きますが、書き方の手順としては
以下のようにしてみてはいかがでしょうか。

企業が求めている人材像

まずは企業が求めている人材を把握しましょう。
求人情報やホームページなどから企業が求めている人材を
自分なりに判断し、そこから自分と関連付けていって
自己アピールしてみてはいかがでしょうか。

例えば今までの経験に基づいたエピソードを交えながらとか、
求めている人材と自分との共通点とかいいかもしれません。

自己アピール

次に自己アピールですが、自分が今まで得てきた経験を
この企業でどう活かしていきたいかを具体的に提示してみては
いかがでしょうか。それが企業にとっては目新しいものに映り
印象に残るようになるかもしれません。

さらにその企業の「魅力」をアピールしましょう。
その魅力と自分を照らし合わせて、だから自分はここに入り
たいんだと熱く語るのもいいと思います。
ただし熱く語りすぎると返って引いてしまうかもしれないので
注意してくださいね。

履歴書はあまり自分の事を誇張して書くとよくありません。
しかし志望動機の項目では、熱き想いが伝わるような文面があるのと
ないのでは採用担当者の印象は全然異なったものになります。
新鮮な印象が伝わればいいですね。
posted by 7fukujin at 17:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 失業保険と履歴書の書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月03日

履歴書の志望動機の書き方

就職活動で必ず書いている履歴書ですが、記入項目の志望動機
履歴書の中でも最も重要な項目ではないでしょうか。
履歴書の志望動機を簡単に書いていたとしたら、一度見直された方が
いいかもしれません。それくらい志望動機は採用者側の求人応募者に
重要な意思伝達の役割を担っています。


履歴書に書く志望動機とは!

履歴書を書くとき、または面接をするときに重要視される事柄に
「志望動機」と言うものがあります。

志望動機なんてなんでもいいよ。
マニュアルだってたくさんあるし、何にも無かったら自己PRを書けば
いいんじゃない?って安易に思ってはいけません。
自己PRと志望動機は違うのです。

自己PRとは今までの経験に基づいて自分をアピールするものですが、
志望動機とはその希望職種とこれからの自分を関係付けて未来を書いて
いくものであることなのではないかと思います。

もちろん志望動機と自己PRは全く違うものではありません。
一番大事なのは「この職業が好きで、この職業をやりたい」
という意思を相手に伝えることです。

例えば、志望する会社が自分の好きな人と言うように考えてみては
いかがでしょうか。好きな人に告白するとき、いかに相手のことを
好きで、自分と付き合ったらこうなって、相手の好きなものや趣味を
理解してなど熱心に調べたり口説いたりすると思います。

会社も同じです。いかにこの会社が好きで、その会社の理念などに
共感を持ってなどと、採用担当を口説き落とす訳です。

相手だって自分のことをこんなに調べたり好きでいてくれたり
するんだって共感を持つと思います。
合否の決めてはいかに相手に対し、誠心誠意をこめて熱く口説けるか
にかかってくるのだと思います。

逆に自分のことだけアピールして、相手のことに対して何にも触れない
となると相手だって関心を持たないと思います。

そのくらい「志望動機」と言うのは大切なものなんだという認識を
持ちましょう。


履歴書の志望動機を書くとき、会社を恋愛対象者のようなイメージで
捉えて、どうすれば付き合ってもらえるか考えるようにしてみるのも
イメージトレーニングとしていいかもしれません。
採用者も人です。熱い思いが届くような履歴書が書けるようになると
好感を持ってもらえると思います。
posted by 7fukujin at 05:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 失業保険と履歴書の書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月08日

就職活動 自己PRのコツは履歴書から

就職活動において一番最初に見てもらう判断基準は何か?
と言と、一般的には履歴書となります。

就職活動で実際面接を受けた経験のある方なら分かると思い
ますが、採用者側の面接官も面接の際には、履歴書を見ながら
質問をするケースが多いようです。

ですから就職活動で履歴書は思った以上に大切なツールです。

履歴書で、これまでの学歴や資格の有無・趣味や家族構成
など、必要最低限の情報を開示するわけですが、そういった
受身的な対応だけでなく、これも自己アピールための重要な
ツールと考えましょう。


履歴書の書き方のポイント

履歴書の書き方のポイントとして、何点かあげてみます。

やはり、あまり汚い字で書くのは良い印象を与えないと思い
ます。字が下手だと自覚しているのなら、上手になるように
練習した方がいいですね。

時間的にそれが間に合わないなら、少しでも読みやすいように
丁寧に書くよう心がける必要があります。
履歴書は読む相手に自分のことを紹介する目的で作成するもの
です。あまりに達筆で何を書いているかわからなかったり、
汚い字で読めないようであれば、書類選考で落とされても
文句はいえないでしょう。

履歴書に限りませんが、筆記で書類を作成するときに大事な
ことは丁寧に書くことです。

極端なこといえば、書道家でもない限り達筆と言われるような
人はそれほど多くはいません。
ただし丁寧に書かれているか、雑に書きなぐっているのかでは
大違いです。

この書くときの気持ちって、不思議なくらい相手に伝わる
ものです。
ですから出来るだけ丁寧に書くことが大切なんです。

とにかく、読みやすい字で丁寧に書くことが一番好まれます。

一時期は、読みやすさとPCスキル披露の目的で、履歴書を
PCで作成して提出する傾向もありましたが、最近ではやはり
下手でも手書きの方が好まれるという傾向があるようです。

ただ、その企業の業種にもよるでしょうから、手書きとPC
作成のどっちが好まれているのか調べた方がいいかもしれま
せん。

趣味や資格欄は、出来る限り詳しく書いて自己アピールに使い
ましょう。それ以外には、企業ガイダンスや合同説明会に何度
も足を運ぶのも一つの方法です。

気に掛かる企業があったら、一度といわず何度でも足を運んで
みましょう。それによって顔や名前を覚えてもらったり、熱意
があると判断してもらえることもあります。

ラベル:履歴書 就職活動
posted by 7fukujin at 13:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 失業保険と履歴書の書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

履歴書の志望動機を書くにあたっての注意

就職活動に欠かせない履歴書ですが、書き方を勘違い
している人が多いようです。
模範的な文章例を倣って、同じように上手な文章で書こうと
しているんですね。
でもこれって本質を取り違えています。

求人側の採用担当がどっかで見たような文章ばかり見ていて
この人に入社して欲しいとは思わないです。
心に響く文章は自分の頭で考えたものに勝るものはありません。


履歴書を書くにあたっての注意

履歴書を書くときに書き方に困るのが「志望動機」だと思います。
どう書こうと悩んだ結果、本やインターネットのサイトなどから
わざわざありきたりではない志望動機の例文なんか探してきたり
して真似て書く人も多いことでしょう。

しかし、希望する会社が求めている人物像からどういう人を
採用したいかという観点から見ると決して真似て書くことは
いいことだとは思いません。


文章の作り方などを参考程度にするのであればいいのですが、
大切なことは、自分の言葉で書くと言うことなのです。

例えば、よく履歴書の書き方の例文に
 「御社ではどのような仕事をやってみたい」
 「自分はこういった形で会社に貢献できます」

というようなことを書くのが大切ですと書いてあったりしますが、
そこに書いてある文章をそのまま流用し、ちょっと職種を変えた
だけという文章にしたとしても求人担当の相手には何も伝わら
ないと思います。

なんとなく何かを写したなというような印象は受けるものです。
そうなるとあなたが採用担当者なら採用するでしょうか?
文章を写しただけで自分の意見がないような人はきっと採用しない
でしょう。


履歴書を書くときに一番大事なのは「自分の言葉で書く」
と言うことです。
文章が上手いか下手ではないのですね。
下手でも一生懸命さが相手に伝われば熱意も伝わり、採用率は
グッと高くなるかもしれません。

要点はきちんと踏まえた上で自分の言葉、自分の意見を書いて
いくようにすると言うこと。
この点を特に注意するようにしましょう。
posted by 7fukujin at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険と履歴書の書き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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