失業保険給付の支給対象者の分類でどの年齢層にいるか確認した
方が良いですね。
失業保険受給対象の1歳の年齢の差で、受給金額に10万円前後の
差が生じるので、退職する時期が選択できるような場合、考慮
しておくと後で、シマッタなんてことになりません。
失業保険はなかなか奥深いものです。
色んな形で退職される方がいると思いますが、ちょっとしたコツを
知っておくだけで、もらえる金額が大きく変わります。
規定で、退職する年齢が1歳違うだけで、10万円以上
失業保険の給付金の総額差が出る場合があります。
失業している身にとって10万円の差は大きいですよね。
例えば30歳、45歳、60歳を間近に退職し、その際に失業保険を
受け取ろうとしている方は必見です。
失業保険の計算が、年齢を基準に考えた場合、1歳単位ではなく
15歳単位として区分されるため、1歳違うだけで大きく変わる
場合があるためです。
給付金額の差として、30歳と31歳は差が出ませんが、区分が違う
ために、29歳と30歳で同じ1歳の差なのに給付金額が大きく異な
ります。
◆事例で確認
失業保険額が、退職年齢で増える例を、算出して考えてみます。
例えば、勤続日数が22年、44歳で月額60万円の給料の方が
いたとします。失業保険の給付額の算出をしてみます。
150日×7,075円=1,061,250円
そして、この方が1年長く働くと勤続日数が23年、
45歳で月額60万円の給料になります。
150日×7,780円=1,167,000円
1年長く働いただけで、101,5750円失業保険の給付額の
総額を増やすことができました。
離職時に自分の年齢をあまり気にしない違いで、
実は100,000円くらいの違いが生じることが多いです。
知識は宝です。色んなサイトをながめるだけで、必要な情報が
手に入りますので、活用していきたいですね。