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2012年07月15日

職業訓練校から優秀な先生がいなくなる?

職業訓練校は全国にありますが、多くは厚生労働省
の管理下ですから、独立行政法人になっていますが
国立です。

公的な職業訓練校を実際運営している組織は
昨年まで雇用・能力開発機構の運営下でしたが
制度見直しにより、昨年(2011年10月)に
高齢・障害・求職者支援機構に移管されました。


▼職業訓練校の総本山の縮小
職業能力開発総合大学校(以下:能開大)は
神奈川県の相模原市に広大キャンパスがありました。

構内に400mの陸上トラックや野球場、自動車の
テストコースもあったのですから、その広さは
想像できると思います。

その広い構内に学ぶ学生数は、1万人とかではなく
わずか1000人未満ですから、「税金の無駄使い」
としてやり玉に挙げられ、組織にメスが入りました。

相模原の広大なキャンパスは来年2013年3月に
廃止されることが決定されています。

能開大は、発祥の地である東京都小平市に移転です。


▼能開大の職業訓練はお金が掛かる
職業訓練は普通大学の教育よりお金が掛かります。
大学の工学部と似ていますが、工学部よりも実習が
多いため、能開大の学生数は学科でわずか20名
くらいです。

実際、技術と技能を合わせて習得するには
この小人数くらいでないと難しいでしょう。

でも、政治家から見ると、効率が悪いと映るので
しょう。

実際、能開大を卒業して職業訓練校の指導員になる
割合が半分にも満たないと言われています。

文部省の国立大学を卒業した人が公務員になるかと
言うとそう言えないのですが、厚生労働省の傘下と
いく事情があるからでしょうか。


▼職業訓練校から優秀な先生がいなくなる?
それで、テーマにある職業訓練校から優秀な先生が
いなくなるのではないかという不安があります。

実際優秀な先生が、能開大を退職して大学の教授に
なられている事例もあります。

研究者にとって、一番嫌なのが自由な研究の場を
奪われることでしょう。

職業訓練校の質が下がらないことを願っていますが
政治の力の前に難しい一面があります。


でも、国際競争がますます厳しくなっていくのに
今まで技術立国の日本を支えていた職業訓練校の
必要性に気付いて見直しが掛かることを期待したい
ところです。


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posted by 7fukujin at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆全国の職業訓練校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月03日

職業訓練校(ポリテクセンター)は変わります

ポリテクセンターなどの職業訓練校が変わろうとしています。

独立行政法人「雇用・能力開発機構」が10月1日に廃止されて、
「高齢・障害・求職者雇用支援機構」に移管されます。

職業訓練校で見る大きな変化としては、全国にあるポリテクカレッジや
ポリテクセンターが「雇用・能力開発機構」という国の管轄であった
のですが、政府の方針としては都道府県の各自治体への移管をする
ことで調整されるようです。

ポリテクセンターが国の施設から都道府県の自治体へ移管されると
どうなるかと言うと、まずは予算が縮小されることでしょう。
雇用・能力開発機構の廃止も目的は国家予算の見直しによる削減です。

一般教育に比べて職業訓練は、教育できる人数は少なく費用は逆に
多く掛ります。教室があれば先生一人が教壇で教えられる一般教育
と異なり、職業訓練は訓練内容によっては高価な機械設備を必要と
する上、教えるのも先生一人では技能を教えるには不十分なので
助手を必要とする場合がかなりあります。
要するに、職業訓練はお金が掛るわけです。

国家予算が厳しい中で、雇用・能力開発機構は今まで潤沢な予算で
運営されてたと見られても仕方がないと思います。
今回政府の事業見直しの第一弾で雇用・能力開発機構が廃止となり
ましたが、今週発足の新内閣には税金の無駄使いに手腕を発揮した
方が閣僚として入閣していることを考えれば、職業訓練校の今後は
厳しい予算の中でも教育と考えていかなければならないような気が
します。

ちょっと暗いお話になって申し訳ありません。

職業訓練.jpg

日本の製品が世界中で人気なのは、故障が少なく製品のばらつきが
少ないからでしょうが、この日本製品の特徴を作り出してきたのが
高い品質に繋がる従業員の社内教育や職業訓練でしょう。

設計資料を入手してコピーを作っても、必ず同じ製品が出来るもの
ではありません。設計資料だけでは理解できない「もの作り」の
ノウハウは人に依存しています。

技術立国日本を支えている職業訓練はなくすわけにはいかない
でしょうが、時代に合った効率的な方法を選択する時期になって
いると思います。
環境が悪くなったとき、知恵が生まれると言われます。
ポリテクセンターの中でも新しい企画が生まれてくることでしょう。
雇用・能力開発機構がなくなっても悲観しないで職業訓練に取り
組んでいただきたいと思います。

posted by 7fukujin at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆全国の職業訓練校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月13日

職業訓練指導員が変わる?

職業訓練指導員が大きく変わります。

独立行政法人「雇用・能力開発機構」が平成23年10月には
廃止されてなくなります。

「雇用・能力開発機構」は前身の「雇用促進事業団」を含めて
戦後の日本における職業訓練を50年間支えてきましたが、
組織が肥大化してきたことで運営に多額の国庫予算を必要と
するようになっていました。

今や技術立国となった日本の職業訓練教育は、初期の目的は
果たしているとしたら、次のステップへ移行するタイミングに
なっているともいえるでしょう。

people01.jpg

民主党政権の行政刷新会議で雇用・能力開発機構は税金の無駄使い
と判断され、組織自体が解体されます。
その中でも大きな変化は職業訓練教育の総本山とも言える
雇用・能力開発総合大学校が神奈川県相模原市にあるキャンパスを
追い出されることでしょう。

相模原市にある同大学校の広大なキャンパスは、人口増加の著しい
相模原市にあることから資産価値が高いので売却される予定です。

大学校はキャンパスを移転するのではありません。
4年制の職業教育訓練指導員家庭が廃止され、2年制だけで運用
されるようになるのです。

職業訓練指導員の指導員としてのレベルが下がるのは避けられない
のではないかと思います。

文部科学省の教育課程で要請される学校の先生と同じように
厚生労働省の管轄下にある職業訓練教育の指導員ですが、
養成するのには多くの予算が掛かるのに、効果が見えにくいという
ことかもしれません。

かと言って、ポリテクセンターの先生たちが教えるのを放棄する
訳ではありません。真面目な先生が多いので、組織の構成が変化
しても教える熱意は逆に高まるかもしれません。
しばらく様子見でしょうが、職業訓練指導員の先生方の熱意を
期待したいところです。
posted by 7fukujin at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆全国の職業訓練校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月08日

雇用・能力開発機構が廃止されます。

職業訓練校に関連した情報をお伝えしていますが、今回は国の政策から
日本の職業能力開発業務の推進体制が大きく変わるというお話です。


各都道府県にあるポリテクセンターやポリテクカレッジなどの職業訓練
施設は「独立行政法人雇用・能力開発機構」に所属していますが、この
組織の大本山である雇用・能力開発機構自体が今年10月に廃止となります。

独立行政法人雇用・能力開発機構が廃止されますが、ポリテクセンター
などの職業訓練校がなくなるわけではありません。
現在、雇用・能力開発機構で実施されている職業能力開発業務は、
今年の10月に、「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」に
移管されることになっています。


ところで、政府はどうして雇用能力開発機構を廃止したのか
ということについて、簡単に説明いたします。
なお、この雇用能力開発機構の廃止については政府の閣議決定された
ことですので、詳細内容は官報などを見ていただければよいのですが、
慣れていないと読むのが大変ですので、概略を理解していただければ
と思います。

民主党政権が誕生して注目されたこととして、事業仕分け(行政刷新会議)
がありました。税金の無駄使いとみなされた国の事業がバッサリと
予算削減が決定されました。

職業能力開発業務は「独立行政法人雇用・能力開発機構」が実施している
内容が費用対効果が低いと見なされたわけです。
日本の職業訓練は50年という長年にわたって、国が手厚い支援をして
来ましたが、現在の国家予算編成上、削減の見直しが入るのは避けられ
ないところでしょう。

一方、雇用・能力開発機構はどうだったのかというと、将来に対して
危機感を持っていたかというと、それとは逆に職業訓練以外の事業を
展開したりしていましたから、そういった経営面も適切だったとは
言い切れません。

kunrenko.jpg

ポリテクセンターなどの職業訓練校がどう変わるのかというお話は
また別途お伝えいたしますが、組織は縮小されても技術・技能立国の
日本には職業訓練は欠かせません。
公共の職業訓練校だけでなくて、民間の組織も含めて総合力で中国、
韓国などのアジア諸国の追い上げに負けないように体制を整えてほしい
ところです。
posted by 7fukujin at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆全国の職業訓練校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

職業訓練校の誤った活用方法

職業訓練校というジャンルで分類される教育機関には、国立の
雇用開発機構の職業訓練校から、民間のパソコンスクールまで
各種多様の学校とコースがあります。

内容の充実度からいうと公的なポリテクセンターのような
職業訓練校がお勧めですが、ポリテクセンターで職業訓練を
受けるときの注意点をお伝えします。



職業訓練校の誤った活用方法

職業訓練校に行く目的は仕事に役立つスキルを身につけることや
公的資格を取得する受験準備だったりしますが、スキルアップで
ポリテクセンターに参加する方には、会社から教育訓練として
参加する方も多いようです。

企業も以前はOJTなどの企業内教育が充実していたので
新人教育などは中堅社員が担当してたりしましたが、バブル
崩壊以降は社内教育を実施するだけの要員が不足している
ことから、社外教育にシフトしている企業が増えています。

それで、会社から講習代を出してもらってポリテクセンターなど
の職業訓練校に行って受講するわけですが、事例としてよくある
のが、教育訓練の受講報告などを会社に出してノルマが終わった
ような気持ちになっている人がいることです。

職業訓練校は一般教育の学校で受ける机上の授業と大きく違う
のが、技能技術につながる実技訓練が大きなウェイトを占めて
いることです。机上で学んだ知識を体で体験して自分の技能や
技術として使うようになるのが目的ですので、研修報告を書いて
終わりでは困ります。

職業訓練校での受講は修了証をもらってから、自分の勤務先など
で本番で訓練が始まるといってよいのではないでしょうか。


職業訓練校で実際に講習なり指導を受けるときは、実際の場面
ではどうなるかということを意識して受講されると理解が深まり
ますし、自分のスキルアップも出来ることになります。


今回は職業訓練校で講習を受けるときの注意していただきたい
ことを少し辛口調で書きました。

posted by 7fukujin at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆全国の職業訓練校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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