2012年06月22日

介護職の種類と資格

介護職の種類と資格について見ていきたいと思います。

ホームヘルパー2級の資格を持っている人が多い介護職
ですが、介護職には資格が必要なものもありますし、
また資格を問わない介護の仕事もあります。


家庭内で介護する場合は、資格云々などないですよね。

そういう意味でも、介護の仕事は資格がなくても
できる内容かもしれませんが、複数の他人の介護を
していくとなると、一定の基準を満たしていなければ
介護とは言えませんので、介護の資格が必要となって
きます。

介護職の仕事は、取得している資格によって
提供できるサービス内容が異なりますので
介護で働く場合は、どのサービスをしたいのか
早めに決めて資格取得などの準備を進める必要が
あります。

介護職と資格

介護職の種類と資格

ホームヘルパー
まず介護職で多いホームヘルパーですが
1級から3級まであります。

ホームヘルパー2級の資格を持っている人が多い
ようですね。2級では高齢者や心身障害者の
サポートをする仕事です。

施設でのお世話や訪問看護もあります。

仕事内容は地域差があります。
務めている事業所によって異なってきます。

介護職として頑張っている人たちは
ホームヘルパーと考えてよいでしょう。


介護福祉士
それから、介護資格の上位となってくるのが
国家試験となっているのが介護福祉士です。

介護福祉士は、ホームヘルパーと一緒になった
生活支援、身体介護だけではなく、利用者やその家
族への助言、相談、指導などを行っています。

介護の国家資格である介護福祉士は、専門的な知識を
活かして、より高度なサービスを提供する立場です。


社会福祉士
介護に関連した国家資格に社会福祉士がありますが
介護福祉士より、もっと広い意味での利用者からの
相談を受け付けます。

介護サービスを希望されている利用者に応じた
施設や病院の紹介なども行っていますね。


介護支援専門員
国家資格ではありませんが、実際の介護に欠かせない
介護支援専門員(ケアマネージャー)もいます。

介護保険法に基づいた介護サービス計画を作成したり、
市町村や事業所との連絡調整も行います。


介護事務
介護のサービスには、介護サービスに関係する
事務職の仕事もあります。

病院に医療事務という仕事があるように、介護には
介護保険の適用を受けるために事務手続きが必要と
なりますので、それらの仕事を処理するスタッフが
介護事務となります。

保険の適用を受けるためには細かい制限があります。
それらを十分理解しておかなければできない仕事です。


介護職の仕事には、何種類もの仕事が伴います。
介護職で働くことを希望する時は、どの分野で
働きたいのか、はっきりさせておいた方がよいのは
明らかでしょう。

posted by 7fukujin at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月15日

介護職って医療行為なの?

介護職は医療行為でしょうか。

ケアハウスのような介護施設がない時代では、高齢と
なった家族の介護は同居している家族の仕事でした。

自宅で生まれて、自宅で老後を過ごして永眠に就くのが
一般的なライフスタイルでした。病院などの医療施設が
充実している現代では、家庭で亡くなるまで老後を過ご
せる人は少数派となっています。

病院で看護師の世話になっていると、医療行為を受けて
いることになるかと思いますが、介護の行為自体は医療
というより、「介護」という言葉以外に適切な言葉が、
ないように思えます。

介護職は医療?

医療行為を行う人は、国が定めた資格が必要です。
一方、介護職には特別な資格は必要ありません。
誰でもが介護はできるのです。

もちろん、専門的な知識を持っておくことで、
より質の高い介護職を目指す人たちもいます。

認知症などの人への対応には、専門的な知識が必要と
なるケースもあるからです。この点を踏まえて、病院
が介護施設を併設するところが増えてきているようで
す。

これは高齢者が病気になりやすく、介護が必要な人が
増えているからです。認知症などの人に対する治療は
医療関係者でなければできません。

そして、介護職はそれらをサポートするのです。
つまり、医療と介護が一体となって、お年寄りの世話
をすることになるのですね。

介護と言っても、現代では様々な形態を選択できる
ようになりました。個人の事情に合わせて、在宅、
デイケア、グループホーム、老人ホームなどです。

どの形態でも介護は大切な役割を担っています。
医療技術が進んだとしても、介護が不要になることは
ありません。

介護というとホームヘルパーの資格を連想しますが、
介護職に携わる人が新たな資格を目指すこともある
でしょう。

もちろん、医師や看護師になるためには、それなりの
学校に行く必要がありますから、仕事を始めた後で
看護師を目指すことは難しいかもしれません。

これからの時代は介護が大きな市場となることは間違
いありません。しかし、そこで儲かることを考えるの
ではなく、質の高いサービスを提供することを考えて
ほしいものですね。


介護が医療行為かということについて、お伝えしま
した。世界でも寿命の高い日本ですから、高齢者の
介護に医療行為が伴うのは避けようがありません。

介護職のスタッフは、医師や看護師だけでは十分と
言えない介護の仕事を補う立場、と言えるかもしれ
ませんね。
ラベル:介護職 医療行為
posted by 7fukujin at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月07日

需要に追いつかない介護職

高級な介護施設を目にする機会が増えて来ました。

分譲型のケアハウスにおいても、送迎車による通院型
介護が受けられたり、また訪問介護の対応も用意され
ている場合が多いようです。

少子高齢化社会の副産物と言えるような気がするケア
ハウスですが、ケアハウスのような介護施設の悩みは
医師、看護師、医学療法士などのスタッフが慢性的に
不足していることではないでしょうか。

需要に供給が追いつかない介護職ですので、求人募集
は全国的な問題です。
介護関係で働きたい人には、就職しやすい環境が整っ
ていると言えそうです。


需要に追いつかない介護職

高齢化社会となり、介護を求める老人たちが増えてい
ます。そのため、介護職はいつでも求人があると考え
てよいでしょう。

しかしながら、大卒、高卒の就職率が100%にならない
のは、介護職を進んで選ぼうとする人は少ないからで
す。

介護職、仕事、給料、イメージ、ストレスイメージと
して介護の仕事は大変な割に給料が少ないと見られて
います。

実際に介護施設を運営しているのは小さな会社ですし
国からの補助を受けて成り立っている状態です。
そのような職場で満足できる給料を払うことは難しい
のです。

老人の介護は大変です。
精神的にも肉体的にも重労働と言えるでしょう。

トイレの世話や入浴、食事介護、着替え、散歩など
たくさんあります。一日中付き添っていなければなら
ないのです。

人の世話をすることは機械にはできません。
また、相手が感情を持っているのですから、いつでも
自分の望み通りになると思ってはいけません。
ストレスが溜まりやすいのも事実です。


介護には在宅介護と施設介護があります。
あなたが介護職を目指しているとしても、どちらの
形態を選ぶかが重要です。

初めてのことが多いのであれば、施設で先輩たちの
指導を受けながら、介護のやり方を万で行くことが
できます。

また、介護にはいくつかの資格があります。
資格がなければできない仕事ではありませんが、
求人の数が違うようです。

もちろん、資格を持っていればそれだけ自分に有利に
なるのですね。介護の仕事をしながら、資格のための
勉強をすることもいいでしょう。

誰でも簡単に仕事ができるようになるわけではありま
せん。特別にやりたい仕事が見つからないのであれば
介護をやってみるのも選択肢としていいでしょう。


介護疲れで、要介護者を傷つける事件もありますが、
それだけ介護という仕事が大変だということでしょ
う。大変だからやらないという人もいますが、体力の
ある若い時に経験しておくと、良い経験になるでしょ
うし要介護者からとても感謝され、やりがいを感じる
でしょう。

介護職
posted by 7fukujin at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

知って驚く、正社員とフリーターの生涯所得差

フリーターの給料が時給ベースであることから、正社員
に比べて安いということは一般的な常識になっていると
思いますが、生涯所得でみると、正社員とフリーターの
所得差はボーナスや退職金で大きな差があることから、
驚くような差額となっていきます。

お金がすべてではありませんが、家族を持ったり、子供
が学校へ進学する局面などでは、金銭的な面も無視でき
ませんので、生涯所得差について知識として記憶してお
いた方がいいかと思います。


知って驚く、正社員とフリーターの生涯所得差

収入も安定していないし、将来的にも何も保障がなく、
不安定なイメージがあるフリーターですが、まったく逆
の見方をして、フリーターの方が時間的に拘束される事
なく、自由に働いてお金を稼ぐことが出来るとお考えの
方もいらっしゃるでしょう。

一般的な人の見方としては、正社員になれば、ボーナス
も支給されますし、月々のお給料も安定しているとなり
ますよね。こうして、お話しているだけで格差を感じて
しまうと思いますが、実際のところ正社員とフリーター
では、どれくらい生涯年収で差が出てくるのでしょう。

定年まで働き続けたとして、最終学歴によって若干差が
出てきますが、男性の場合、大卒者で3億円、短大卒で
2.8億円。女性の場合は、大卒者で2.7億円、短大
卒で2.3億円という結果が出ていました。

では、フリーターの場合はどうなるのでしょうか。
もちろん、フリーターの場合でも職種や仕事内容、勤続
年数によっても違います。でも、大卒や高卒などの学歴
に関係なく、平均月収が15万円程度だとすると、生涯
年収は約6840万円になります。

ご覧になってすぐわかる通り、正社員とフリーターの違
いで生涯年収にも約2億円弱の差が出てしまうことにな
ります。当然、フリーターには退職金などもありません
から大きな差となっています。

また、正社員の場合は強制的に給料から厚生年金を引か
れてはいるものの、月額で19万円程度は受け取ること
が出来るでしょう。一方、フリーターの場合には、国民
年金のみになるので月額5〜6万円程度しか受け取るこ
とが出来ません。このように、将来的に見てもフリータ
ーと正社員の差ははっきりと出てきてしまいます。


正社員がフリーターより良いとは一概には言いきれませ
ん。家の心配が無くて、生活費も掛らないライフスタイ
ル志向の方なら、フリーターでも十分生活できることで
しょう。ただ、拘束されるのが厭だからフリーターを選
択すると、お金で苦労することは避けられません。

正社員
posted by 7fukujin at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月21日

フリーターより正社員がいい理由とは?

フリーターと正社員、どちらがいいのかと聞かれれば
ほとんどの人は正社員と答えます。無意識的に定職で
ないフリーターのような立場より、正社員の方がいい
と思っている人が多いのですが、本当に正社員の方が
よいのでしょうか。

社会人になれば、正社員として働くのが常識となって
いますが、正社員であることのメリットとデメリット
についてフリーターの場合と比べながら見ていきたい
と思います。


フリーターより正社員がいい理由とは?

まずは、フリーターと正社員のメリット・デメリット
を挙げてみましょう。

○フリーターのメリット
・嫌ならすぐやめられる
・人間関係をあまり気にしなくていい
・責任があまりないので気楽
・好きな時間に働ける
・残業があまりない
・転勤がない
・仕事を好きなように変えられる

○フリーターのデメリット
・一部のフリーターを除けば、一般に年収が低い
・収入が不安定
・世間体が悪い
・結婚が厳しい
・健康保険や国民年金を自分で払わなければならない
・ローンが組みにくい
・責任ある仕事を任せられないため、仕事の能力が
 アップしにくい
・短期の雇用であるため人生設計がしにくい

○正社員のメリット
・収入が安定している
・毎年昇給があり、勤務年数に比例して収入が増えて
 いくことが多い
・仕事で得意分野や実績があれば転職に有利
・倒産などがなければ、定年まで安定して働ける
・福利厚生が充実している
・社会保険の支払いを会社が半分してくれる
・クレジットやローンの審査が通りやすい
・世間的に信用されやすい
・仕事や通勤で事故などに遭ったとき保障される
・有給休暇がある

○正社員のデメリット
・嫌な仕事でも断れない
・仕事上の責任が重い
・会社に拘束される
・職種によってはノルマがある
・残業や休日出勤がある
・降格、減給がある
・勤務年数が少ないと、時給換算では契約社員や
 派遣社員より賃金が低いことが多い

フリーターと正社員のメリットとデメリットを比較
出来るように挙げてみました。両者を比べてみます
と、フリーターと正社員それぞれに特徴があります
が経済的なことを言うなら、やはりフリーターより
は正社員のほうがずっといいようです。

正社員には昇給やボーナスがあるため、年収は正社員
が上になります。雇用の保証という面でも、倒産でも
しない限りは定年まで働けます。転職するにしても、
正社員のほうが絶対有利となります。それに何と言っ
ても、ちゃんとした結婚を考えているなら、正社員で
なければ難しいようですね。

仕事はお金だけではないとは言いますが、生きていく
にはお金は必要です。安定した暮らしのためには、
やはり正社員がいいようです。


正社員の方がフリーターより一般的には有利と言う
お話をご紹介しました。ネットビジネスで成功して
いる人の中には、元フリーターの人もいます。職業
の選択は自由ですので、自分にあった選択をすれば
いいと思います。

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posted by 7fukujin at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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